パソコンが災害に見舞われた場合のデータ復旧

パソコンに内蔵されている記憶媒体が壊れると、アプリケーションによって生成されたデータは消えてしまいます。

パソコンについて詳しくなっている現代人は、記憶媒体の故障リスクを理解している事もあり、貴重なデータをバックアップするようになっているのです。

よって記憶媒体が突然壊れてしまった場合も、新品の記憶媒体を購入してからリストアして解決するようになっています。

しかし経年劣化ではなく災害による対応は不慣れです。

災害が発生するとパソコンに接続されている記憶媒体は、一緒に壊れてしまうリスクがあります。

貴重なバックアップデータは最も身近な場所で管理されるため、被害範囲の大きいトラブルは対処が難しいのです。


■物理障害が発生した場合

災害によるパソコンの記憶媒体のトラブルは物理障害に該当します。

精密機械が完全に故障している物理障害は、個人による解決が不可能です。

記憶媒体に含まれている情報が貴重であれば、データ復旧業者に依頼するしか手段はありません。

例えばデータ復旧業者として有名なデジタルデータリカバリーでは古今東西の記憶媒体の研究を進めており、壊れている製品を一時的に動作させる事に長けています。

彼らを頼った方が一人で悩むよりも建設的です。


■サービスの料金は高額

しかしデータ復旧業者のサービスを利用するのは、ひと握りの企業だと言われています。

データ復旧業者のサービスを利用するためには、多大な出費を求められる事になるからです。

1台の記憶媒体を直すのに数十万円を必要とします。

データ復旧の可能性があっても、失われた記憶媒体の情報に価値が無ければサービスの利用は出来ません。

そのため個人がデータ復旧業者を利用する機会は、非常に少ないという事情があるのです。


■災害に備えて遠方地でデータを管理する

データ復旧業者の提示する料金が高いのは事実です。

しかしサービスの価格にデータの価値が見合っていなかったとしても、失われた情報を取り戻したいと考えるのは当然だと言えます。

この問題に至ったのはバックアップの保存先に対する思慮が欠けていたからです。

例えばバックアップ対象であるパソコンの近くに記憶媒体が存在しなければ、一緒に壊れてしまう可能性が低くなります。

それを実現するのに役立つのがnasです。

nasはネットワークケーブルで接続する記憶媒体で、ネットワーク環境下に存在する端末からアクセスが可能になります。

パソコンから距離のある拠点でnasを設置すれば、災害の被害を同時に受けるリスクが軽減されるのは確かです。

パソコンが災害に遭遇した時は、新品を購入してからnasに接続します。

そしてリストア作業を実行する事で、データ復旧が正常に行われるのです。