分解をしない

パソコンは、パーツショップなどで部品を揃えることで、自分好みのスペックのパソコンを自作することも出来ます。

詳しい人であれば、パソコンが壊れた時に、ある程度までなら自力でその原因を突き止めたり、簡単な修理が出来る場合もあります。

しかし、もしもハードディスクが物理的に壊れてしまった場合は、絶対に自分でなんとかしようと思わないようにしてください。


なぜなら、ハードディスクは非常に細かなパーツで構成された超精密機器。

ナノメートル(10億分の1メートル)レベルの調整が施されているので、素人はもちろん、そこそこ機械知識に富んだ方ですら、手に負えるものではないのです。


例えば、ハードディスクの箱を開けてしまった場合、目に見えない程度の埃やチリが磁気ディスクに触れただけで、すべてのデータが消えてしまうこともあります。

病院での外科手術が無菌状態の部屋で慎重に行われるように、ハードディスクの分解・修理も、帯電防止の作業服を着用し、まったく埃のないクリーンルームなどで作業しなければならないのです。


■自分でハードディスクの分解を行った場合の危険性


もし深い考えもなくハードディスクを分解してしまった場合、分解前なら復旧出来た可能性もある大切なデータが、二度と戻らなくなってしまう可能性が非常に高くなります。

また加えて、ハードディスクを分解していると、メーカーの保証期間内だったとしても保証対象外になってしまいます。

その後でメーカーや業者に修理に出そうと思った場合、高額な修理料金を請求されてしまう可能性もありますので注意してください。


したがって、パソコンに詳しくない方はもちろん、ドライバーの扱いに自信のあるような機械に詳しい方でも、こと問題がハードディスクだった場合は、下手に触らずメーカーや修理業者に相談を持ちかけてみるようにしてください。


なお、ただ修理してパソコンを使えるようになるだけで良いのではなく、中に入っていた写真やメールといった大切な思い出を復元させたい場合は、修理の前に、データ復旧業者に依頼すると良いでしょう。


分解などを行って症状を悪化させていない場合であれば、きっと高い確立でデータを取り戻すことが出来ますよ。